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学芸大学の歯医者 | 碑文谷さくら通り歯科・矯正歯科 *

「子どもの歯の健康を守るための5つのポイント」

2024.09.15

こんにちは、学芸大学の歯医者、碑文谷さくら通り歯科  院長の太田です。
今回はこどもの歯の健康についてお話しさせていただきます。

子どもの歯の健康を守ることは、将来の健康全般に大きな影響を与える重要な課題です。乳歯はやがて永久歯に置き換わりますが、その過程でのケアが不十分だと、将来の歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、子どもの歯の健康を守るための5つのポイントについてご紹介します。

1. 定期的な歯磨き習慣をつける
子どもにとって歯磨きは習慣化することが重要です。乳歯が生え始めたら、やさしく歯を拭くところから始め、徐々に歯ブラシを使った歯磨きに移行します。歯磨きは1日2回、朝と夜に行うのが理想です。小さな子どもの場合、親が仕上げ磨きを行い、すべての歯がきちんと磨かれているかを確認しましょう。3歳を過ぎる頃からは、自分で磨く練習を始めますが、この時期も親がしっかりとチェックすることが大切です。


2. フッ素を活用する
フッ素は歯を強くし、虫歯を予防する効果があります。子どもの歯にフッ素を取り入れる方法としては、フッ素入り歯磨き粉の使用や、歯科医院でのフッ素塗布が挙げられます。フッ素入り歯磨き粉は、適量を守りながら使用することが大切です。小さい子どもには米粒大、もう少し大きな子どもにはエンドウ豆大の量を目安にしましょう。また、地域によっては水道水にフッ素が含まれている場合もあり、これも虫歯予防に役立ちます。

3. バランスの取れた食事を心がける
子どもの歯の健康にとって、食生活も大きな影響を与えます。砂糖を多く含む食品や飲料は、虫歯の原因となりやすいため、摂取を控えるようにしましょう。特に、ジュースやスナック菓子、甘いおやつは頻繁に与えないようにすることが重要です。その代わり、カルシウムやビタミンDを多く含む食品、例えば乳製品や魚、大豆製品などを積極的に取り入れることで、歯の発育をサポートします。また、噛むことが必要な食べ物を与えることで、顎の発達を促すこともできます。


4. 定期的な歯科検診を受ける
歯科医院での定期的な検診は、子どもの歯の健康状態をチェックするために欠かせません。乳歯が生え揃う1歳半頃から、少なくとも年に1〜2回は歯科検診を受けるようにしましょう。歯科医は、虫歯の早期発見だけでなく、噛み合わせのチェックや、歯磨きの仕方の指導など、総合的なケアを行ってくれます。また、歯科医との信頼関係を築くことで、子どもが将来も定期的に歯医者に通う習慣を持つことにつながります。


5. 悪習慣を予防する
歯に悪影響を与える悪習慣を早期に予防することも大切です。例えば、指しゃぶりや舌を前に突き出す癖は、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があります。また、哺乳瓶での飲み物を長時間飲み続けることも、虫歯のリスクを高めるため注意が必要です。これらの習慣を早期に見つけ、適切な対策を講じることで、将来の歯のトラブルを防ぐことができます。

子どもの歯の健康を守るためには、日々のケアと習慣作りが不可欠です。親として、子どもの将来の健康を考え、これらのポイントをしっかりと実践することが大切です。早い段階からの適切なケアが、子どもたちに健康で美しい歯をもたらし、彼らの笑顔を守ることにつながるでしょう。

碑文谷さくら通り歯科
院長 太田彰人
日本歯周病学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士

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