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学芸大学の歯医者 | 碑文谷さくら通り歯科・矯正歯科 *

大人の矯正

2025.04.01

こんにちは、学芸大学の歯医者 碑文谷さくら通り歯科 院長の太田です。 歯科医師になって26年、これまでの数多くの症例を見てきた中で今回は大人の矯正について書いていきます。

歯の矯正というと、歯がまだ成長過程にある子どものうちに行った方がよいと考える方も多いと思います。しかし最近では、大人の方でも矯正治療をする人が増えてきています。


確かに、顎も含めて成長期にある子どもは、大人に比べて、歯を動かしやすく、顎の大きさをコントロールできるなど、いろいろな方法やテクニックを使うことができます。


一方、大人の場合は、歯周病やむし歯などの病気が原因で、動かせる歯が限られてしまうこともあります。


また、治療期間が長くかかり、その間、矯正装置をつけていなければいけないことも、大人の方にとっては、より大きな問題と感じるかもしれません。


後戻りについても、大人は子供より後戻りしやすいと言われていて、リテイナーという保定装置もある程度の期間つけなければいけません。


それでも、大人の矯正治療が増えている原因のひとつは、歯を美しくしたい、という意識が皆さんの間に広まってきたことにある、といえるかもしれません。


その意識が、長期にわたり矯正装置をつけることなどの、矯正治療への抵抗感を小さくしました
最近では、色つきのカラフルなブラケット(矯正装置)などをつけて、矯正を楽しんでしまおうと考える人もいます。


意識の高まりにあわせて、いろいろな技術も開発され、以前は難しかった症例でも対応できるようになりました。


矯正装置についても、職業柄目立つ装置はつけられないという方や、そうは言っても抵抗感があるという人には、セラミックなどを使って目立たなくしたものもありますし、歯の裏側(舌側)に装置をつける方法もあります。前述のリテイナーも、プラスチック製の透明で目立たないものなどがでています。


また、治療期間についても、レーザーなどを使って、短く済ませる方法が開発されてきています。
大人の矯正の場合、本人が自分の意思で自分で費用を負担して、矯正を行うわけですから、途中であきらめずに最後まで治療しようという意識も高い人が多いですし、むし歯や歯周病になりやすい、矯正装置をつけている間の歯のケアも、きちんとできます
こういった点は、子どもの矯正治療より、むしろ治療を進めやすくします。


患者さんの意識とそれに応えようとする技術は、大人の矯正治療をいまや一般的なものにしました。
矯正を始める年齢に遅すぎるということはありません。歯並びの悩みをお持ちの方、一度、歯科医に相談されてはいかがでしょうか。

当院の矯正治療に関してはこちらのページから

碑文谷さくら通り歯科 

院長 太田 彰人

日本歯周病学会 認定医

日本顎咬合学会 認定医

かみ合わせ認定医

厚生労働省認定研修指導医

歯学博士

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