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学芸大学の歯医者 | 碑文谷さくら通り歯科・矯正歯科 *

こどものおやつ

2020.04.22

「こどものおやつ」と聞くと、お菓子や甘いものを連想しがちで、「歯やからだにあまりよくなさそう」と感じている方も多いかもしれません。すでにご存じの内容もあるかもしれませんが、今回は、こどものおやつについて、もう一度いちから整理してみたいと思います。

いちからとなると、まずは「おやつって必要?」というところからになるでしょう。こどもは日々どんどん成長しています。成長のためには多くのエネルギーを必要とします。
ところがこどもの胃や消化器官はまだ未熟で一度に多くの食べ物を消化できません。3度の食事では十分に栄養を摂りきれないのです。その不足を補うのが「おやつ」と考えることもできます。おやつは補助的な食事であり、必要であるといえるのです。

補助的な食事と位置付けると今度は「お菓子ばかりでいいのか」ということを思われる方もいらっしゃるかもしれません。むし歯の心配もあります。こどもは甘いものを期待していますから、悩ましいところです。工夫としては砂糖の甘さだけではなく、果物やイモ、トウモロコシといった野菜などの天然の甘みを取り入れましょう。
また、甘いもののなかでも、特に歯によくないおやつには、口のなかに入れている時間が長いもの=ガムやキャンディなど、歯にくっつきやすいもの=キャラメルなどがあり要注意です。与えすぎないようにしましょう。
逆におせんべいなど噛み応えのある食べ物は、あごも発達しますし、脳の活性化にもなります。
ほかにはチーズやヨーグルトなどの乳製品や⼩⿂なども積極的に取り入れるとよいでしょう。
飲み物では、同じジュースでも果汁の多い製品の方が使っている砂糖は少ないです。牛乳もよいでしょう。ご存じの方も多いかもしれませんが、スポーツドリンクは案外、糖分が多いです。与えすぎに注意しましょう。

おやつの与え方も重要です。おやつの時間を決めてきちんと守り、終わった後の歯みがきを習慣にしましょう。ダラダラ食べは禁物です。口のなかがむし歯ができやすい酸性状態になるからです。さらに食事のときにお腹がいっぱいだと、食欲も出ないでしょうし、嫌いな食べ物を避けがちになります。2歳以下で1日2回、3歳になったら1日1回を目安に、時間を決めておやつにしましょう。食生活にもリズムが出ます。

おやつの中身や与え方に神経質になってしまい、「楽しい」おやつでなくなってしまってはおやつの意義が半減します。気軽な気持ちで、「いろいろな甘い食べ物を食べさせてあげよう」といった心もちで取り組みましょう。

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