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銀歯のデメリット
2023.05.15
みなさんのお口の中には銀歯は入っていますか?
また、銀歯とセラミックで迷われている方はいらっしゃいますか?
銀歯は保険適用であり、虫歯治療でよく使われます。
そんな銀歯ですがいくつかのデメリットがあるのはご存知でしょうか。
今回は銀歯のデメリットについて、いくつか紹介させて頂きます。
まず、銀歯の下は虫歯になりやすいということです。
銀歯は金属であるため、噛む事により徐々に変形をしていきます。
その為、装着してから時間が経つにつれて銀歯と歯の間には隙間が生じてしまうことと、銀歯は歯垢がつきやすい素材のため知らぬ間に銀歯の下が虫歯になってしまっている事が多いのです。
1度治療した歯が再度虫歯になってしまうことを2次カリエスと言います。
銀歯は2次カリエスのリスクが高いと言えます。
また、劣化しやすいこと、金属アレルギーになってしまう可能性があるということがあげられます。
銀歯は3〜5年で劣化するといわれています。
劣化すると金属イオンが溶け出してしまいます。
銀歯の金属イオンが溶け出すと唾液と一緒に飲み込んでしまうのですが、体内に蓄積されていくとアレルギー化する可能性があるのです。
今まで症状がなくても、突然金属アレルギーになることもあり得るため、注意が必要です。
このように、銀歯にはいくつかのデメリットが存在します。
対して、セラミックは銀歯と比べて多くのメリットがあります。
続いてはセラミックのメリットについても紹介させて頂きます。
まずセラミックは、銀歯のように変形はせず、歯との結合性に優れているため、隙間が生じることによるむし歯の再発、2次カリエスになるリスクは殆どありません。
また、天然歯に近い白さと透明感を再現できるため審美性に優れており、治療痕が目立ちませんし、銀歯のように成分が溶け出すことで悪影響を及ぼすかもしれない心配も殆どありません。
このように銀歯とセラミックには大きな違いが沢山あります。
今ご自身のお口の中に銀歯を入れられている方、銀歯とセラミックで迷われている方、少しでも気になることや迷われている事がございましたらいつでもお気軽にご相談下さいね。お待ちしております。