03-3714-6480
ネット予約
LINE インプラント
* *

ブログ

学芸大学の歯医者 | 碑文谷さくら通り歯科・矯正歯科 *

子供の歯を守るための5つのポイント

2024.07.13

こんにちは、学芸大学の歯医者、碑文谷さくら通り歯科  院長の太田です。

子供の歯を健康に保つことは、将来の歯の健康にも大きな影響を与えます。子供のころから適切な歯のケアを行うことで、虫歯や歯肉炎などの口腔疾患を予防し、健康な歯を維持することができます。以下に、子供の歯を守るための5つの重要なポイントを詳しく説明します。

1. 毎日の歯磨き

歯磨きの習慣づけ

毎日の歯磨きは、子供の歯を守るための基本です。朝と夜の2回、少なくとも2分間しっかりと歯を磨く習慣をつけることが大切です。特に夜の歯磨きは重要で、就寝中は唾液の分泌が減少し、口内の自浄作用が弱まるため、細菌が繁殖しやすくなります。

正しいブラッシング方法

親が最初は子供の手を取り、歯ブラシの使い方を教えると良いでしょう。歯ブラシは小さめのヘッドで柔らかい毛のものを選びます。歯と歯茎の境目にブラシを当て、優しく小刻みに動かすことで、プラークを効果的に除去します。歯ブラシの動きは横ではなく、上下に動かすことが基本です。

仕上げ磨き

小さな子供の場合、自分で完全に磨けるようになるまでは、親が仕上げ磨きを行うことが重要です。特に奥歯や歯の裏側など、磨き残しが多い部分を重点的に磨いてあげましょう。

2. フッ素を使用

フッ素入り歯磨き粉

フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。子供用のフッ素入り歯磨き粉を使うことで、日常のブラッシングの中でフッ素を取り入れることができます。歯磨き粉の量は、2歳以下の子供には米粒大、3歳以上の子供には豆粒大が目安です。

フッ素塗布

定期的に歯科医でフッ素塗布を受けることも効果的です。歯科医が行うフッ素塗布は、高濃度のフッ素を短時間で歯に浸透させることができるため、強力な虫歯予防効果があります。特に乳歯が生え始める頃や、永久歯が生え変わる時期には、定期的なフッ素塗布が推奨されます。

3. 定期的な歯科検診

早期発見と予防

歯科検診を定期的に受けることで、虫歯や歯肉炎などの問題を早期に発見し、適切な治療を受けることができます。一般的には、半年に一度のペースで歯科検診を受けることが推奨されます。歯科医が口腔内の状態をチェックし、必要に応じてクリーニングやフッ素塗布を行います。

噛み合わせのチェック

子供の成長とともに、歯の噛み合わせや歯並びに問題が生じることがあります。歯科検診では、これらの問題もチェックしてもらえます。早期に噛み合わせの問題を発見し、適切な矯正治療を開始することで、将来的な歯のトラブルを予防することができます。

4. 健康的な食事

バランスの取れた食事

健康な歯を保つためには、バランスの取れた食事が欠かせません。カルシウムを多く含む乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)や、ビタミンCを含む野菜や果物(ブロッコリー、ほうれん草、いちご、オレンジなど)を積極的に摂取しましょう。カルシウムは歯の主成分であり、ビタミンCは歯茎の健康に必要です。

砂糖の摂取を控える

砂糖は虫歯の原因となる細菌の餌になります。キャンディーやチョコレート、ジュースなどの砂糖が多く含まれる食品や飲み物の摂取を控えることが重要です。おやつには、果物やナッツ、チーズなどの健康的な選択肢を提供することで、砂糖の摂取を減らすことができます。

5. 砂糖の摂取を控える

間食の頻度に注意

砂糖の摂取を完全に避けることは難しいかもしれませんが、間食の頻度を減らすことも重要です。頻繁に砂糖を摂取することで、口腔内が常に酸性の状態になり、歯が溶けやすくなります。食事と食事の間に適度な時間を空け、口腔内のpHバランスを保つことが大切です。

代替品の活用

砂糖の代わりに、キシリトールなどの代替甘味料を使用することも有効です。キシリトールは虫歯の原因となる細菌の活動を抑制する効果があり、ガムやキャンディーなどに含まれていることがあります。これらの製品を選ぶことで、甘いものを楽しみながらも、歯の健康を守ることができます。

これらのポイントを日常生活に取り入れることで、子供の歯を健康に保つことができます。親としては、子供に正しい歯のケア方法を教え、歯科検診やフッ素塗布を定期的に受けさせることが重要です。健康な歯を持つことは、子供の全体的な健康と幸福にも大きく貢献します。

碑文谷さくら通り歯科
院長 太田彰人
日本歯周病学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士

* *
*
ネット予約
LINE インプラント