

ブログ
たまに歯がしみるけど、歯医者に行ったほうが良い?
2025.05.15
こんにちは、学芸大学の歯医者 碑文谷さくら通り歯科 院長の太田です。
歯科医師になって26年、これまでの数多くの症例を見てきた中で今回は「たまに歯がしみるけど、歯医者に行ったほうが良い?」について書いていきます。
冷たい飲み物を口にした瞬間「キーン」と歯がしみる——そんな経験はありませんか? 放置しても治ることがありますが、実はむし歯や歯周病のサインである場合も。学芸大学エリアで「歯がしみる」と検索する患者さんが増えているため、本記事では原因・セルフケア・受診の目安をわかりやすく解説します。
【目次】
- 歯がしみる3大原因
- セルフチェック:受診すべき5つのサイン
- 応急的セルフケアと限界
- 歯科医院での診断と治療
- 予防のカギは「習慣」と「定期検診」
- まとめ
歯がしみる3大原因
- 知覚過敏(象牙質知覚過敏症)
エナメル質が摩耗し、象牙質が露出することで刺激が神経に伝わります。歯ぎしり・強いブラッシング・酸蝕症が主因。 - むし歯(Caries)
初期むし歯は痛みより“しみる”感覚が先行します。 - 歯周病
歯ぐきが下がると歯根が露出し、冷水や甘味でしみやすくなります。
関連ページ

セルフチェック:受診すべき5つのサイン
- しみる頻度が週3回以上
- 甘い物でも痛む
- 歯ぐきが赤く腫れる
- 歯ブラシの毛が当たっただけで響く
- 冬の外気を吸い込むだけでズキンとくる
1つでも当てはまれば早期受診を推奨します。学芸大学 歯医者で検索すると多数の医院が表示されますが、歯周病学会認定医のいる当院なら精密検査が可能です。
応急的セルフケアと限界
- 知覚過敏用歯磨剤を2週間使用
- 酸性飲料はストローで素早く飲む
- 歯ブラシはやわらかめ+鉛筆持ち
これらは一時的な緩和策であり、原因治療にはなりません。
歯科医院での診断と治療
- 精密検査で原因歯を特定
- むし歯の場合はむし治療が必要
- 知覚過敏にはフッ化物塗布やコーティング材
- 歯周病由来なら歯周病治療が必要
予防のカギは「習慣」と「定期検診」
- 4ヶ月に1度の定期検診
- 就寝時のマウスピースで歯ぎしり対策
- 正しいブラッシング圧
当院は、担当衛生士制で徹底フォローします。
「
まとめ
たまに歯がしみるだけでも、むし歯や歯周病の初期サインであることが少なくありません。セルフケアで症状が続く場合は早期受診がベストです。当院では、精密検査を行い、原因に応じた最適治療をご提案しています。お気軽にご相談ください。
碑文谷さくら通り歯科
院長 太田 彰人
日本歯周病学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士

