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学芸大学の歯医者が解説|根管治療(根の治療)をやり直さないために大切なこと
2026.10.15
学芸大学の歯医者が解説|根管治療(根の治療)をやり直さないために大切なこと
こんにちは!学芸大学の歯医者、碑文谷さくら通り歯科、院長の太田彰人です。 今回は「学芸大学の歯医者が解説|根管治療(根の治療)をやり直さないために大切なこと」について書いていきます。
「根の治療が何度も続いて、なかなか終わらない」「以前治療した歯が、また腫れてきた」——根管治療(歯の根の治療)は、歯科治療の中でも特にやり直しが起こりやすい治療のひとつです。根の治療は、歯を抜かずに残すための大切な治療であり、建物でいえば「基礎工事」にあたります。この記事では、根管治療とはどんな治療か、なぜ再治療が起こるのか、そしてやり直しを防ぐために歯科医院と患者様ができることをお伝えします。
目次
- 1. 根管治療とはどんな治療?
- 2. 根管治療が必要になるサイン
- 3. なぜ根の治療はやり直しになりやすいのか
- 4. やり直しを防ぐために当院が大切にしていること
- 5. 治療期間中に患者様にお願いしたいこと
- 6. 学芸大学で根の治療にお悩みの方へ
- 7. まとめ
1. 根管治療とはどんな治療?
歯の中心には「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管が通っており、それが根の先まで細い管(根管)の中に続いています。むし歯が深く進んで細菌が歯髄まで入り込むと、神経が炎症を起こしたり、死んでしまったりします。
根管治療は、この感染した神経や細菌を根管の中から取り除き、きれいに消毒して、薬で緊密に封鎖する治療です。根管治療をきちんと行うことで、本来なら抜歯になってしまう歯を残せる可能性が高まります。
📌 ポイント
根管は直径1mmにも満たないほど細く、曲がっていたり枝分かれしていたりと、形は歯によってさまざまです。見えにくく複雑な場所を、どれだけ丁寧に清掃できるかが治療の結果を左右します。
2. 根管治療が必要になるサイン
次のような症状がある場合、根の治療が必要になっている可能性があります。
- 何もしなくてもズキズキ痛む、夜に痛みが強くなる
- 温かいものでしみる・痛む
- 噛むと響くような痛みがある
- 歯ぐきにニキビのようなできもの(膿の出口)ができている
- 歯の色が黒っぽく変わってきた
- 以前に根の治療をした歯の周りが腫れてきた
ただし、痛みなどの症状がないまま根の先に病気が広がっていることもあります。定期検診のレントゲンで初めて見つかるケースも少なくありません。
3. なぜ根の治療はやり直しになりやすいのか
根管治療の再治療が必要になる主な原因には、次のようなものがあります。
● 細菌の取り残し
根管は複雑な形をしているため、肉眼では見えない部分に細菌が残ってしまうことがあります。残った細菌が時間をかけて増え、再び炎症を起こします。
● 治療中の細菌の再侵入
治療の途中で唾液が根管に入り込むと、せっかく消毒した根管が再び汚染されてしまいます。仮の蓋が外れたまま放置することも原因になります。
● 被せ物・詰め物のすき間
根の治療が終わっても、上にかぶせる詰め物や被せ物にすき間があると、そこから細菌が入り込みます。根の治療と被せ物はセットで考えることが大切です。
● 治療の中断
痛みが治まったことで通院をやめてしまうと、仮の状態のまま歯がもろくなり、細菌も入りやすくなります。
⚠️ 治療の途中でやめないでください
根の治療は数回の通院が必要になることが多い治療です。痛みが消えても治療は終わっていません。中断すると症状がぶり返し、最終的に歯を残せなくなることもあります。
4. やり直しを防ぐために当院が大切にしていること
当院では「やり直しの少ない治療」を診療の柱にしています。根の治療においても、次のような取り組みを行っています。
● マイクロスコープ・拡大鏡による精密な治療
当院では、肉眼の4〜24倍の大きさで見ることができるマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や拡大鏡を導入しています。暗く狭い根管の中を明るく拡大して確認できるため、細菌の取り残しを減らすことにつながります。
● 歯科用CTによる立体的な診断
通常のレントゲンでは分かりにくい根の形や、根の先の病気の広がりを、必要に応じて歯科用CTで立体的に確認します。治療前に状態を把握することで、より確実な治療計画を立てることができます。
● 神経をできるだけ残す取り組み
そもそも根の治療が必要にならないよう、むし歯の段階で神経を残す治療にも取り組んでいます。詳しくは医院の特徴のページもご覧ください。
🌱 被せ物まで含めて考えます
根の治療の後には、すき間ができにくく精度の高い被せ物で歯を守ることが大切です。保険・自費それぞれの特徴をご説明したうえで、患者様に合った方法を一緒に選びます。被せ物については審美歯科のページでもご紹介しています。
5. 治療期間中に患者様にお願いしたいこと
- 予約どおりに通院する:間隔が空くほど細菌が入り込むリスクが高まります
- 治療中の歯で硬いものを噛まない:根の治療中の歯は割れやすくなっています
- 仮の蓋が取れたら早めに連絡する:そのままにすると根管が汚染されます
- 治療後も定期検診を受ける:被せ物の状態や根の先の変化を確認します
6. 学芸大学で根の治療にお悩みの方へ
「他院で根の治療を続けているが、なかなか良くならない」「抜歯と言われたけれど、残せる可能性はないのか知りたい」という方も、まずはご相談ください。歯の状態を詳しく診査したうえで、残せる可能性やほかの治療の選択肢も含めてご説明します。
学芸大学駅東口から徒歩14分、都立大学駅から徒歩19分。医院専用駐車場と提携のタイムズ駐車場、医院入口前の駐輪スペースもございます。診療時間は月〜土 9:00〜13:00/月〜金 14:30〜18:30/土 14:30〜17:00(日曜・祝日休診)です。
初めての方は初めての方へをご覧ください。むし歯の段階で早めに対処したい方はむし歯治療のページ、治療後の歯を長持ちさせたい方は予防歯科のページもあわせてご覧ください。
7. まとめ
📝 この記事のまとめ
- 根管治療は、感染した神経や細菌を取り除き、歯を抜かずに残すための「基礎工事」
- 根管は細く複雑なため、細菌の取り残しや再感染でやり直しが起こりやすい
- マイクロスコープやCTを活用した精密な治療が、再治療のリスクを減らす
- 根の治療と被せ物はセットで考えることが大切
- 治療は途中でやめず、終わった後も定期検診で歯を守る
学芸大学周辺で根の治療にお悩みの方、繰り返す治療に不安を感じている方は、碑文谷さくら通り歯科へお気軽にご相談ください。大切な歯をできるだけ長く残すために、丁寧な治療を心がけています。
碑文谷さくら通り歯科
院長 太田彰人
日本歯周病学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士
