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学芸大学の歯医者が解説|歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響とマウスピースによる対策
2026.10.22
学芸大学の歯医者が解説|歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響とマウスピースによる対策
こんにちは!学芸大学の歯医者、碑文谷さくら通り歯科、院長の太田彰人です。 今回は「学芸大学の歯医者が解説|歯ぎしり・食いしばりが歯に与える影響とマウスピースによる対策」について書いていきます。
「家族に歯ぎしりの音を指摘された」「朝起きると顎が疲れている」「気づくと日中も歯をぐっと噛みしめている」——こうした歯ぎしり・食いしばりは、ご本人が気づかないうちに歯や顎に大きな負担をかけていることがあります。この記事では、日本顎咬合学会認定医・かみ合わせ認定医の立場から、歯ぎしり・食いしばりの原因や影響、マウスピースをはじめとした対策について分かりやすく解説します。
目次
- 1. 歯ぎしり・食いしばりとは?
- 2. こんなサインはありませんか?
- 3. 歯ぎしり・食いしばりが歯や体に与える影響
- 4. 主な原因
- 5. 歯科医院でできる対策(マウスピースなど)
- 6. ご自身でできるセルフケア
- 7. 学芸大学で歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方へ
- 8. まとめ
1. 歯ぎしり・食いしばりとは?
歯ぎしり・食いしばりは、歯科では「ブラキシズム」と呼ばれます。主に次のようなタイプがあります。
- グラインディング:上下の歯をギリギリとこすり合わせる。音が出やすく、家族に指摘されて気づくことが多い
- クレンチング:上下の歯を強く噛みしめる。音が出ないため気づきにくい
- タッピング:上下の歯をカチカチと小刻みに当てる
睡眠中に起こるものだけでなく、パソコン作業や家事、スポーツなどに集中しているときに、日中も無意識に食いしばっている方も少なくありません。
2. こんなサインはありませんか?
- 朝起きたときに顎がだるい、こめかみが痛い
- 歯の先がすり減って平らになっている
- 歯の根元が欠けたり、しみたりする
- 頬の内側や舌のふちに歯の跡がついている
- 詰め物や被せ物がよく取れる、割れる
- 顎の骨の内側や上顎の中央に、硬いふくらみがある
- 肩こりや頭痛が続いている
📌 ポイント
ひとつでも当てはまる方は、歯ぎしり・食いしばりが起きている可能性があります。寝ている間の歯ぎしりはご自身では気づけないため、歯のすり減り方などを歯科医院でチェックすることが大切です。
3. 歯ぎしり・食いしばりが歯や体に与える影響
食いしばりのときには、食事のときを大きく上回る力が歯にかかることがあるといわれています。その力が毎晩のように繰り返されることで、次のようなトラブルにつながります。
● 歯のすり減り・ひび・破折
歯の表面がすり減ったり、ひびが入ったりします。神経のない歯は特に割れやすく、根まで割れると抜歯が必要になることもあります。
● 知覚過敏・歯周病の悪化
歯の根元に力が集中して欠けると、冷たいものがしみる原因になります。また、歯周病がある場合は、過剰な力によって歯を支える骨の破壊が進みやすくなります。
● 詰め物・被せ物・インプラントへの負担
セラミックの被せ物が割れたり、詰め物が外れたりする原因になります。インプラントも、強い力が加わり続けると負担が大きくなります。
● 顎関節や筋肉への負担
顎の関節や周りの筋肉に負担がかかり、口を開けると痛む、カクカク音がするといった顎関節症の症状や、肩こり・頭痛につながることもあります。
4. 主な原因
歯ぎしり・食いしばりの原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって起こると考えられています。
- ストレスや緊張
- 噛み合わせのバランスの乱れ
- 睡眠の質の低下、飲酒や喫煙
- 集中しているときの癖(姿勢やスマートフォンの使い方なども影響)
5. 歯科医院でできる対策(マウスピースなど)
● 就寝時のマウスピース(ナイトガード)
歯ぎしり・食いしばりの対策として代表的なのが、寝るときに装着するマウスピースです。歯型に合わせて作製し、歯や顎にかかる力を分散して、歯のすり減りや破折を防ぎます。症状や診断内容によっては、保険診療で作製できる場合もあります。
● 噛み合わせのチェックと調整
一部の歯だけが強く当たっているなど、噛み合わせのバランスが乱れていると、特定の歯に負担が集中します。当院では、かみ合わせ認定医としてお口全体のバランスを確認し、必要に応じて調整や治療をご提案します。
● すり減った歯や欠けた部分の治療
すり減りや欠けで歯がしみる場合には、その部分を保護する処置を行います。被せ物を入れる場合も、歯ぎしりの有無を考慮して素材や設計を選ぶことが大切です。
🌱 「やり直しの少ない治療」と噛み合わせ
せっかく治療した歯が割れたり、被せ物が外れたりする背景に、歯ぎしり・食いしばりが隠れていることがあります。治療とあわせて力のコントロールを行うことが、治療を長持ちさせるポイントです。
6. ご自身でできるセルフケア
- 日中、上下の歯が触れていないか意識してみる(安静時は上下の歯が離れているのが自然です)
- パソコンやスマートフォンの画面の近くに「歯を離す」と書いたメモを貼る
- 肩や首、顎周りの筋肉をやさしくほぐす
- 寝る前の飲酒やカフェインを控え、睡眠の質を整える
⚠️ 自己判断の市販品には注意
市販のマウスピースは、歯型に合っていないと噛み合わせを乱したり、顎に負担をかけたりすることがあります。使用前に一度、歯科医院でご相談ください。
7. 学芸大学で歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方へ
歯ぎしり・食いしばりは、放置すると少しずつ歯や顎へのダメージが積み重なっていきます。「歯のすり減りが気になる」「顎が疲れる」「被せ物がよく壊れる」という方は、早めにご相談ください。
学芸大学駅東口から徒歩14分、都立大学駅から徒歩19分。医院専用駐車場と提携のタイムズ駐車場、医院入口前の駐輪スペースもございます。診療時間は月〜土 9:00〜13:00/月〜金 14:30〜18:30/土 14:30〜17:00(日曜・祝日休診)です。
顎の痛みが気になる方は口腔外科のページ、歯ぐきの状態が気になる方は歯周病治療のページもご覧ください。初めての方は初めての方へをご確認ください。
8. まとめ
📝 この記事のまとめ
- 歯ぎしり・食いしばりは寝ている間だけでなく、日中にも起こる
- 歯のすり減り・ひび・知覚過敏・被せ物の破損・顎の不調の原因になる
- 原因はストレス・噛み合わせ・睡眠など複数の要因が重なる
- 就寝時のマウスピースと噛み合わせのチェックが対策の基本
- 日中は「上下の歯を離す」意識を持つことも大切
学芸大学周辺で歯ぎしり・食いしばりが気になる方は、碑文谷さくら通り歯科へお気軽にご相談ください。噛み合わせの視点から、歯を長く守るための対策を一緒に考えてまいります。
碑文谷さくら通り歯科
院長 太田彰人
日本歯周病学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士
