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学芸大学の歯医者が解説|冷たいものがしみる「知覚過敏」の原因と治療法

2026.10.29

学芸大学の歯医者が解説|冷たいものがしみる「知覚過敏」の原因と治療法
こんにちは!学芸大学の歯医者、碑文谷さくら通り歯科、院長の太田彰人です。 今回は「学芸大学の歯医者が解説|冷たいものがしみる「知覚過敏」の原因と治療法」について書いていきます。

「冷たい飲み物で歯がキーンとしみる」「歯ブラシが当たると痛い」「むし歯じゃないと言われたのにしみる」——こうした症状は、知覚過敏が原因かもしれません。知覚過敏はよくある症状ですが、放っておくと歯みがきがおろそかになり、むし歯や歯周病につながることもあります。この記事では、知覚過敏が起こる仕組みと原因、むし歯との見分け方、歯科医院での治療とご自身でできる対策を分かりやすく解説します。

目次

1. 知覚過敏とは?しみる仕組み

歯の表面は「エナメル質」という硬い層で覆われ、その内側には「象牙質」があります。象牙質には、神経のある歯髄に向かって「象牙細管」という細い管が無数に通っています。

エナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根元が露出したりすると、象牙質がむき出しになります。すると、冷たいものや歯ブラシの刺激が象牙細管を通じて神経に伝わり、一瞬「キーン」としみるのです。これが知覚過敏の正体です。

📌 ポイント
知覚過敏の特徴は、刺激を受けたときに一瞬しみて、すぐにおさまることです。何もしなくてもズキズキ痛む、しみる感じが長く続くといった場合は、別の原因が考えられます。

2. 知覚過敏の主な原因

● 歯ぐきが下がる(歯肉退縮)

歯周病や加齢、強すぎるブラッシングによって歯ぐきが下がると、エナメル質に覆われていない歯の根元が露出します。歯周病については歯周病治療のページもご覧ください。

● 歯ぎしり・食いしばり

強い力がかかることで、歯の根元のエナメル質が欠けたり、すり減ったりします。「くさび状欠損」と呼ばれる根元のえぐれも、知覚過敏の原因になります。

● 力を入れすぎた歯みがき

硬い歯ブラシで強くゴシゴシ磨いたり、研磨剤の多い歯みがき粉を使い続けたりすると、歯や歯ぐきがすり減ってしまいます。

● 酸による歯の溶解(酸蝕)

炭酸飲料、柑橘類、酢などの酸性の飲食物を頻繁にとると、歯の表面が溶けやすくなります。

● 歯科治療・ホワイトニングの後

むし歯治療や歯石除去の後、ホワイトニングの後に、一時的にしみることがあります。多くの場合は時間とともに落ち着きますが、続く場合はご相談ください。

3. むし歯との見分け方

知覚過敏とむし歯は、どちらも「しみる」という症状が出るため、ご自身で見分けるのは難しいものです。目安としては次のような違いがあります。

  • 知覚過敏:冷たいもの・歯ブラシなどの刺激で一瞬しみる、刺激がなくなればすぐおさまる
  • むし歯:甘いものでもしみる、しみる時間が長い、何もしなくても痛む、歯に黒い部分や穴がある

⚠️ 自己判断は禁物です
知覚過敏だと思っていたら、実はむし歯や歯のひびだった、というケースは少なくありません。しみる症状が続くときは、早めに歯科医院で原因を確かめましょう。

4. 歯科医院での知覚過敏の治療

知覚過敏の治療は、原因と症状の程度に合わせて段階的に行います。

● 知覚過敏抑制剤の塗布

露出した象牙質の表面に薬剤を塗り、象牙細管をふさいで刺激を伝わりにくくします。比較的軽い症状に用いられ、短時間で行える処置です。

● コーティング・詰め物による保護

歯の根元が欠けている場合は、樹脂の材料で欠けた部分を覆って保護します。見た目も自然に整えることができます。

● 歯ぎしり・噛み合わせへの対策

歯ぎしりや噛み合わせが原因の場合は、就寝時のマウスピースや噛み合わせの調整で、歯にかかる力をコントロールします。

● 神経の処置(最終手段)

ほかの方法で改善しない強い症状の場合に限り、神経の処置を検討することがあります。ただし神経を取ると歯はもろくなるため、当院ではできるかぎり神経を残す治療を優先しています。

🌱 当院の考え方
しみる症状の裏には、歯ぎしりや歯周病など別の問題が隠れていることがよくあります。症状を抑えるだけでなく原因まで見極めることが、「やり直しの少ない治療」につながると考えています。

5. ご自身でできる対策

  • 知覚過敏用の歯みがき粉(硝酸カリウムなどを配合したもの)を継続して使う
  • やわらかめの歯ブラシで、軽い力で小刻みに磨く
  • 酸性の飲食物をとった後は水で口をすすぎ、すぐに強く磨かない
  • 日中、上下の歯を噛みしめていないか意識する
  • 定期検診で歯ぐきや歯の状態をチェックする

知覚過敏用の歯みがき粉は、効果が出るまでに数週間かかることがあります。すぐに効果を感じられなくても、しばらく続けてみてください。

6. 学芸大学で歯がしみてお困りの方へ

「しみるのが怖くて冷たいものを避けている」「歯みがきのたびに痛い」という状態は、生活の質を下げるだけでなく、お口のケア不足につながります。我慢せずにご相談ください。

学芸大学駅東口から徒歩14分、都立大学駅から徒歩19分。医院専用駐車場と提携のタイムズ駐車場、医院入口前の駐輪スペースもございます。診療時間は月〜土 9:00〜13:00/月〜金 14:30〜18:30/土 14:30〜17:00(日曜・祝日休診)です。

むし歯が心配な方はむし歯治療、歯ぎしりが気になる方は口腔外科、日頃のケアを見直したい方は予防歯科のページもご覧ください。初めての方は初めての方へをご確認ください。

7. まとめ

📝 この記事のまとめ

  • 知覚過敏は、露出した象牙質に刺激が伝わり一瞬しみる症状
  • 原因は歯ぐきの下がり・歯ぎしり・強すぎる歯みがき・酸蝕などさまざま
  • むし歯やひびとの見分けは難しいため、続く場合は歯科医院で確認を
  • 治療は薬剤の塗布・コーティング・マウスピースなど段階的に行う
  • 知覚過敏用歯みがき粉とやさしいブラッシングで予防を

学芸大学周辺で歯がしみる症状にお悩みの方は、碑文谷さくら通り歯科へお気軽にご相談ください。しみる原因をしっかり見極め、できるかぎり歯を守る方法をご提案します。

碑文谷さくら通り歯科
院長 太田彰人
日本歯周病学会 認定医
日本顎咬合学会 認定医
かみ合わせ認定医
厚生労働省認定研修指導医
歯学博士

この記事は学芸大学の歯医者「碑文谷さくら通り歯科」が執筆しています

学芸大学駅東口から徒歩14分、目黒区碑文谷の歯科医院です。

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