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バネが目立たない入れ歯。

入れ歯というと、「噛めない」「目立つ」の悩みが多く寄せられます。

当院で扱っている「目立たない」「噛める」入れ歯をご紹介します。

入れ歯が目立ってしまうのは、入れ歯を支えるための「金属のバネ」が原因です。
これが目立たないようになれば、「入れ歯を付けていることに気づかれません」。

ノンクラスプデンチャーにも入れ歯を支えるための装置があるのですが、金属ではなく、歯肉の色になじむピンク色の樹脂を利用します。

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERA
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その他にもいろいろな種類の入れ歯がございます。

「入れ歯専門」のドクターが在籍しています。

もし、入れ歯でお困りのことがございましたら

お気軽にご相談ください。

 

噛み合わせ認定医 院長 太田彰人

 

2022年10月 改定

オーラルフレイル

今回は、最近話題の「オーラルフレイル」について書いてみます。以前、「フレイル」について説明しました。「フレイル」とは「健康な状態と要介護状態の中間」を意味しており、健康な状態に回復させることができる状態である、ということを覚えている方もいらっしゃると思います。


「フレイル」の兆候は、少し運動機能が落ちてきたとか、物忘れが多くなってきたとか、外出するのが億劫になったといったちょっとした衰えから始まります。
これらのちょっとした兆候は相互に関連していて、適切な対応をとればまだまだ回復できる状態であると同時に、そのままにしておくと介護が必要になってしまうこともあります。
「オーラルフレイル」も口腔機能のささいな衰えのことですが、そこから始まり、「フレイル」にまで、つながってしまうリスクもあると考えられています。

「オーラルフレイル」=口腔機能のささいな衰え、とは具体的にはどのようなことかあげてみると、硬いものがかめない、呑み込みにくい、食べこぼしがある、むせやすい、口が乾燥しやすい、滑舌が悪くなった、などとなります。
これらは、舌を含めた口の周囲の筋力の低下や唾液の減少など、口腔機能の衰えで起こります。
そして例えば、硬いものがかめない⇒やわらかいものを好んで食べる⇒さらに噛む力が弱くなる⇒さらに硬いものを食べなくなる、という悪循環をたどり、やがて栄養が十分に摂れなくなり、心身の機能が低下し「フレイル」につながることもあるのです。
さらに食べ物が呑み込みにくい場合は、嚥下の力が衰えている可能性があり、誤嚥性肺炎のリスクがあります。
また、食べこぼしがある、むせやすい、滑舌が悪くなった といった「オーラルフレイル」は、人との会話や食事に消極的になり、「社会性」のフレイルとなっていきます。

「フレイル」が回復可能なように「オーラルフレイル」も予防や回復が可能です。
まずは、口のなかを清潔に保つ口腔ケアが大切です。むし歯や歯周病を防ぎ、歯を失うリスクも下がりすし、肺炎の予防にもなります。
唾液をたくさん出すことが大事なことはご存じのとおりです。潤いを保ち、食べものが呑み込みやすくなりますし、お口のなかの洗浄作用もあります。
筋トレとまではいきませんが、「歌を歌う」「会話をする」「声を出して本や新聞を読む」など日常生 活の中で口を十分に使うことも筋力の衰えを防ぎます。
口腔機能を鍛える体操もいろいろ考えられているので、定期健診などで歯科医院に行かれたら紹介してくれるかもしれません。

「オーラルフレイル」の兆候に注意して、早めに対処できれば、より豊かな生活を送ることができるでしょう。

フレイルについて

高齢化社会が急激に進むなかで、「フレイル」という言葉が使われはじめ、よく聞かれるようになってきました。
あわせてお口まわりに関しては「オーラルフレイル」という言葉も出てきて、お聞きになったことがある方もいらっしゃると思います。
お口まわりに関連するのは「オーラルフレイル」なのですが、「フレイル」の意味を理解することで、「オーラルフレイル」のことがより分かりやすくなるので、「フレイル」のことから書いてみます。


「フレイル」は英語の「Frailty(フレイルティ)」という言葉からきており、「虚弱」や「老衰」といった意味で、老年医学の分野では「加齢により心身が衰えた状態」のことを言います。
「健康な状態と要介護状態の中間」を意味しており、健康な状態に回復させることができる状態であり、早期発見・早期支援により適切なタイミングで支援を受けることが大切とされています。

「フレイル」は主に3つの側面から、その兆候があらわれます。
一つ目は「身体」のフレイルです。加齢とともに骨や関節、筋肉など運動器が衰え、日常生活に支障が出てくることをいいます。
二つ目は「こころ」のフレイルです。物忘れが多くなったり、新しいことを覚えることが苦手になってきたりすること(認知機能の低下)や、うつや無気力な状態になってしまうことを指します。
最後が「社会性」のフレイルです。1人で食事を食べる「孤食」、外出するのが億劫になる「閉じこもり」などです。

これらの3つの側面はお互いに結びつきがあります。
運動機能の衰えが、外出する気力を無くしてしまうといったことや、「孤食」によって食事量が少なくなって、筋肉の衰えにつながったり、ひとりでいることや人と話す機会が少なくなってしまって、認知能力が弱くなったりといった具合です

一方で「フレイル」は、健康な状態に回復させることができる状態です。健康長寿のためにフレイル対策として、大切な3つの柱があります。
栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加です。お互いに結びつきがあるのでうまくリンクさせて自分の生活サイクルに組み入れていくことが大切です。
栄養ではバランスの良い食事、会話のある楽しい食事、そして口腔ケアで生活の活力を得ます。
運動では少しの運動でも継続的に行うことで体力や筋力の低下を防ぎます。
社会参加では趣味やボランティア、就労などに積極的に参加することで、こころに張り合いを持つことができます。

 

次回は、「オーラルフレイル」について書いてみたいと思います。

ペットボトル症候群 甘い飲み物にご用心!

⻭や⼝に関する話題からは少し離れているかもしれませんが、飲み物は⼝から⼊るということで、今回は飲み物の話「ペットボトル症候群」についてです。


ペットボトル症候群とは、ペットボトルで気軽に飲めるスポーツドリンクや清涼飲料⽔を毎⽇⼤量に飲むことによって、⾼⾎糖になり、知らぬ間に糖尿病が進み、ひどい時は糖尿病性ケトアシドーシス(糖尿病の悪化した状態)となってしまうことをいいます。
清涼飲料⽔ケトーシス、ソフトドリンクケトーシスとも呼ばれます。全⾝の倦怠感のほか、腸痛や嘔吐、場合によっては意識障害から昏睡に⾄ることもあります。

清涼飲料⽔の多くは約10%前後の糖分を含んでいて、しかも体内への吸収が早い果糖などの単糖類がほとんどです。 からだによいというイメージが強いスポーツドリンクや野菜ジュースなども2/3から同程度の糖分があります。
カロリーでいうとコップ⼀杯200mlの清涼飲料⽔で80kcal程度になり、お茶碗半杯分くらいに相当します。しかもそれほどの満腹感は得られないし、飲みやすく作られているので過剰に摂取しがちです。
さらに⾎糖値が上昇してくると、のどが渇くのですが、これが⾼⾎糖のせいと気づかずに、更に清涼飲料⽔を飲み続けるという悪循環に陥るケースも多いようです。

ペットボトル症候群になる⽅は、若い肥満気味の男性が多く、1⽇に2リットル、3リットルという量の清涼飲料⽔を飲むようになってしまっています。
ある程度症状が進むと、⼊院してインスリン治療が必要になります。この場合、回復までは通常1ヶ⽉程度はかかります。
このような極端な症状に⾄らなくても、⼦供や10代から20代の若い世代が、糖質の多く含まれる清涼飲料⽔を⼤量に摂取すれば、肥満などの⽣活習慣病につながることは想像に難くないでしょう。
こういった⾯からも清涼飲料⽔の摂リ過ぎに留意することは重要なことです。

幸いコンビニなどで購⼊できる飲み物の種類は豊富になり、カロリーの少ないミネラルウォーターや⽇本茶も飲むことができます。
⽢みのある清涼飲料⽔を飲むときは、糖分濃度など成分をよく確認して、糖分の摂りすぎにならないようにしましょう。

フッ素で強い⻭を

最近、フッ素化合物を含む⻭磨き剤が多くなっています。
フッ素は健康な⻭を保つのに効果的であると徐々に知られてきたからです。
その効果は、⼤きく分けて⼆つあります。

ひとつ⽬は、⻭を強くする働きです。フッ素が唾液中にあると、⻭の再⽯灰化を促進します。それに加えて、⻭のエナメル質(ハイドロキシアパタイト)と反応して、フルオロアパタイトというさらに耐酸性の強いエナメル質となり、脱灰のときに溶け出しにくくします。

もう⼀つの効果は、⼝のなかの細菌の働きを抑えることです。フッ素には、抗菌作⽤があることと、細菌が糖を分解して酸を作る働きを抑えて、ネバネバの糊をつくるのを妨げる⼒があります。


フッ素は海⽔中にも含まれるなど、⾃然界の物質や、⿂介類や海草、乾燥したお茶の葉など私たちが⽇常⼝にするものにも含まれていますが、⼤量に摂取すると中毒を引き起こします。 とはいうものの、通常の⾷⽣活や、⻭磨き剤などの使⽤では、含まれる量も少量なので、神経質になる必要はありません。

現在、世界では、50を超える国々で、⾍⻭予防のために⽔道⽔にフッ素を添加して、飲料⽔として利⽤しています。
わが⽇本では、まだ実現していないので、フッ素の効果を得ようとすれば、フッ素⼊りの⻭磨き剤や洗⼝剤を利⽤するか、⻭科医院や保健所で塗布する処置をしてもらう⽅法になります。

⻭磨き剤での使⽤では、以下のように⾏うと効果的です。

  1. ⻭ブラシに⻭磨き剤をつけずに、よくブラッシングする。
  2. 次に⼤⼈で0.5g、⼦供で0.2g(⻭ブラシの半分程度)程度の⻭磨き剤をつけて磨く
  3. 少量の⽔でできるだけ⻑く⼝をゆすぐ

フッ素塗布の効果が特に⼤きいのは、⻭の⽣え始めた乳児期から、14歳くらいまでと⾔われています。
⼩さなお⼦さんのいらっしゃるお⺟さんなど、⼀度、⻭科医や保健所に相談されることをお勧めします。

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