今年に入りコロナ感染者数は大きく増え心配な日が続いております。
当院では少しでも安心して治療を受けていただけるように徹底した感染予防をしております。
さらに当院では口腔外バキュームを導入しエアゾルによる感染のリスクを下げるよう努めております。
安心して受診してください。
動画見てくださいね⇩
今年に入りコロナ感染者数は大きく増え心配な日が続いております。
当院では少しでも安心して治療を受けていただけるように徹底した感染予防をしております。
さらに当院では口腔外バキュームを導入しエアゾルによる感染のリスクを下げるよう努めております。
安心して受診してください。
動画見てくださいね⇩
碑文谷八幡宮に初詣に行って参りました。
本年はコロナの影響か行列も例年に比べ短かったように思います。
残念ながらどんどん焼きも中止とのことです。
昨年の春に引き続き緊急事態宣言が発令されるとの報道もありました。
一刻も早くコロナが終息することを祈るばかりです。
本年も宜しくお願い致します。
お子さんの「指しゃぶり」は、育児中のママやパパにとって、そのままにはしておけない癖のひとつであり、お悩みのご家庭もあるかと思います。巷では様々に言われているようで、「早く止めさせるべき」「ほかの子どももしているし問題ない」「欲求不満では?」「歯並びは大丈夫?」などなど…実際はどうなのでしょうか。
赤ちゃんは、生まれて2~3ヶ月くらいで、口のそばにきた指やものを無意識に口で吸うようになり、この時期くらいから指しゃぶりをする子が出てきます。
さらに4~5ヶ月ごろになると、手を上手に思うところへ持っていくことができるようになるため、手を口のところへ持っていく回数も増え、それにつれて指しゃぶりも増えてきます。
この時期は、目と手の協調運動を学習し始めるときであり、さらに唇でいろいろなものを舐めたりしゃぶったりすることで、ものの形や味、性質や状態を学んでいると言われています。そのように考えると、この時期の指しゃぶりは子供の発育の一環だと言えるでしょう。
やがて成長とともに歩くようになって、口ではおしゃべりを始めるようになり、手も遊びに使うので口に持っていく暇がなくなり、という時期になると、昼間のおしゃぶりは少なくなってきて、退屈なときや眠いときにだけ見られるようになってきます。
2~3歳になっても、指しゃぶりの癖が抜けないお子さんもいらっしゃいます。そのような場合でも、やがて保育園や幼稚園に通い始め、友達と遊ぶようになって、社会性が発達してくると自然と指しゃぶりは減ってくるので、あまり心配する必要はありません。ただし、一日中かなりの頻度で指をしゃぶっている、吸いすぎて指の皮がめくれたり、化膿したりしている、と言うような場合は医師に相談した方がよいでしょう。
4~5歳を過ぎて、さらにそれ以上の年齢になっても、指しゃぶりを止めない場合、またはこの歳になって再発した場合、などは注意が必要です。まずは、かかりつけ医とよく相談してください。親の過干渉や放任といった家庭での問題や、遊ぶ時間が取れていない、退屈している、といった生活環境の問題が影響しているケースもあります。場合によっては心理学の専門家に相談する必要が出てくるかもしれません。
次に歯に対する影響をみてみます。指しゃぶりをする子どもは、開咬(上下の前歯のあいだにすき間があいて前歯がかみ合わない)や出っ歯の傾向が見られます。これらによって、嚥下障害、口呼吸、口元の突出、あごの発育、発音、などへの影響が危惧されます。2~3歳のうちはこのような傾向があっても、乳歯から永久歯への生え変わりによって改善されることも多いです。しかし4歳以上になるとあごの骨格に影響が出て、永久歯列の開咬を起こしやすくなります。
4歳くらいまでに、指しゃぶりを止めることが、歯科の分野から見ても、情緒的な面から見ても、良いと言えるでしょう。
「健康寿命」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?
生まれてから死ぬまでの長さ(時間)のことを「寿命」というのに対し、「健康寿命」というのはそのなかでも、介護など、ほかの人の世話にならずに自立した生活を送った期間のことを言います。
寿命の長さでは世界一といわれる我が国は、健康寿命でもとても高い水準にあります。そんな日本でも平均寿命と健康寿命の差は、男性で約9年、女性だと約12年と、10年前後あり、この期間は介護といったことが必要な、やや不自由な生活を送っていることになります。
健康寿命を延ばそうという取り組みは、厚生労働省が中心となって推進されています。「健康日本21」では、9つの分野で目標を定め、国民の皆さんの健康増進を後押ししています。そして、9つの目標のなかには「身体活動・運動」「休養・心の健康づくり」などについて定められていて、9つのうちのひとつに「歯の健康」も掲げられているのです。
では、「健康寿命」と「歯の健康」はどのように関わっているのでしょうか。
歯がほとんどない人で入れ歯も入れていない人のグループと、歯が20本以上残っているか、残っていなくても入れ歯をして機能の回復を図っている人のグループを比較すると、認知症発症リスクが2倍近くになるというレポートがあります。
転倒のリスクも2.5倍になるという報告もあり、歯が残っている人とそうでない人で、介護が必要となる人の数に差が出てきます。
その原因について考えてみましょう。歯を失うことで噛む力が低下します。すると生野菜等を食べることが減り、認知症発症のリスク因子であるビタミン不足が起こると同時に、噛むことによる脳への刺激が減り、脳自体の働きも衰えてしまう、という可能性が言われています。
さらに歯を失ったことで噛み合わせが悪化し、からだの重心の不安定などバランスが悪くなっていることが転倒リスクを増やしていると考えられます。
歯周病と全身の病気-糖尿病や関節リウマチ、骨粗しょう症、心筋梗塞や狭心症といった循環器性の疾患など-との関連性は以前から指摘されていて、歯周病の予防・治療によって、これらの疾患のリスクを下げることができないかという研究もされています。
また、食べたものや唾液に含まれる細菌が誤って肺に入り込んでしまって炎症を起こす「誤嚥性肺炎」についても、口腔衛生を改善することで予防しようという試みもあります。
いくつになっても食べ物をおいしく食べ、楽しくおしゃべりをするためには、歯の健康は欠かせません。そのことだけをとっても、歯の健康を保つことが健康寿命の延伸に貢献していると言えるかもしれません。
学芸大学の歯医者、歯科医院なら碑文谷さくら通り歯科
私たちが生きていくうえで大切な役割を果たしている唾液・・・そのはたらきを少しあげてみると、食べ物と混ざり合い、消化を助ける、口のなかを洗浄して、細菌の増殖やむし歯・歯周病、口臭まで防いでくれる、などなど。そんな唾液ですが、ストレスや年齢とともに、その分泌量が減ってきます。今回は唾液をたくさん出す方法について考えてみましょう。
もちろん人によって差はあるのですが、ヒトは1日に1~1.5リットルあまりもの唾液を作っています。唾液は唾液腺というところで作られ、そのなかでも95%は大唾液腺という器官から分泌されます。大唾液腺には、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)があります。耳下腺・顎下腺・舌下腺ですからその名のとおり口の周りにあり、さらに口の周りにはほかにも小唾液腺と呼ばれる小さな唾液腺があります。唾液を多く出るようにするために、これらの唾液腺を刺激してあげましょう。
まずやっていただきたいことは、よく噛むことです。噛む回数を多くして、噛み応えのあるものを摂るようにします。酸味のあるものも唾液腺を刺激します。
水を多めに飲むこともおススメです。唾液の分泌という面からみれば、利尿作用があるコーヒーやお茶よりも水の方が効果的です。
続いて、舌の運動で唾液腺を刺激しましょう。舌を前に出す、舌を出して左右に動かす、舌で上下の唇の内側、左右の頬の内側を押す、舌を回転させる、というような簡単な体操で唾液が出やすくなります。
唾液腺を直接マッサージする方法も有効です。
という感じでマッサージを行います。
また、たくさん話すことは、すなわち口や舌をよく動かすことになり、舌と頬の筋肉を運動させて唾液を出すことにつながります。パタカラ体操というお口の体操をご存じでしょうか。「ぱっ、ぱっ、ぱっ、ぱっ」「たっ、たっ、たっ、たっ」「かっ、かっ、かっ、かっ」「らっ、らっ、らっ、らっ」とゆっくりはっきりと発音するというものです。この体操は、唾液の分泌を促すだけでなく、噛む力、飲み込む力を向上させます。
これまでご紹介した方法で唾液の分泌は盛んになります、しかし夜の間は唾液はあまり出ません。その影響もあって夜間は口のなかで細菌が繁殖しやすくなります。むし歯や歯周病を防ぐという面から、そして朝、目覚めたときの口のなかのネバツキや口臭を防ぐという意味からも寝る前のお口のケアは丁寧に行ってください。